100年にわたり、成功の秘訣の探求し続けたアメリカ5大雑誌の1つ

「フォーブス」や「ニューズウィーク」「フォーチュン」「タイム」と並んでビジネス5大誌と呼ばれたサクセスマガジンのルーツは、19世紀末にさかのぼります。
その頃のアメリカは「1893年恐慌」と呼ばれる大変な経済不況から、次第に息を吹き返しつつありました。人々は度重なる逆境に遭遇しながらも、自らチャンスをつかむべく、その時代を生きていたのです。

  • 1897年12月創刊号
  • 1898年2月号
  • 1898年3月号
  • 1901年5月号
  • 1901年7月号
  • 1908年5月号

この時期をほぼ同じくして、アメリカでは、ある一冊の雑誌が創刊され大きな反響を呼んでいました。その記事には、時代を代表する多くの成功者たちが、こうした不遇な社会環境から、どのようにして抜きん出る存在になり得たのかを生き生きと伝えていました。

この『サクセス・マガジン』と銘打たれた雑誌は、アメリカにおける成功哲学の父と呼ばれた、オリソン・スエット・マーデン(オリソン・マーデン)によって創刊された成功者のインタビュー誌です。

「サクセス・マガジン」の印刷工場

「すべての人は、自らの力で人生を成功へと導く、限りない可能性を秘めた運命の支配者である」という創刊者オリソン・マーデンの信念を伝え、成功者への直接取材によって、成功者自身しか知らない本当のサクセス・ストーリーを、「真実の成功の秘訣、本当の成功者の姿、そして真実の成功物語」として、百年ものあいだ成功の秘訣の探求を続けた雑誌です。

また、この雑誌の表紙を飾ることは、名実ともに成功者となったあかしであり、
多くの成功を目指す人にとって目標の一つにもなりました。

  • ビル・ゲイツ
    1998年10月号
  • モハメッド・アリ
    1998年6月号
  • リチャード・ブランソン
    1998年4月号
  • クラウディア・シファー
    1998年8月号
  • ディック・デヴィス
    1998年11月号

ニュース専門のテレビチャネル、CNNの創業者であるテッド・ターナーもその一人でした。彼は自分が表紙となったとき、記者の前で、「親父、これが見えるかい? とうとうサクセス・マガジンの表紙を飾ったよ。これで合格だね」と、天国にいる亡き父親エド・ターナーにむかって語りかけたほどです。

テッド・ターナー

『フォーブス』誌の2012年度世界長者番付によると、20億ドルの純資産を有する世界634位、米国224位の資産家。CNN創業者。1970年にアトランタのテレビ放送局を買収し、放送局事業に参入。世界初のニュース専門局として発展させ、放送業界やテレビジャーナリズムを大きく変革させる。アメリカ大リーグ野球(MLB)チームのアトランタ・ブレーブス、アトランタ・ホークス、映画会社のメトロ・ゴールドウィン・メイヤーを買収。1996年にはターナー・ブロードキャスティング・システム(TBS)がタイム・ワーナー社と合併。国際連合など国際機関に多額の寄付をしていることでも知られる。