成功哲学の創始者オリソン・マーデン博士

マーデン(オリソン・スウェット・マーデン)博士は1850年、米国ニューハンプシャーでスコットランドからの貧しい移民の子として生まれました。幼い時期に両親を亡くし、不遇な環境の中で子供時代を送ったマーデンは、17歳の時にイギリスのサミュエル・スマイルズの世界的名著「自助論」に出会います。

いかなる環境であろうが、目標に向かって、勤勉に忍耐強く取り組み、成功を手にした多くの成功者の物語を興味深く伝えたスマイルズの1冊の本が、マーデンの人生の目標を決定させたのです。それは、「イギリスにスマイルズがいたように、自分がアメリカのスマイルズになる」というものでした。マーデンは、この日から「成功するためには、どうすればよいか」という成功への研究に没頭したのです。

マーデンの成功の研究は、医学や哲学・経済といった学問からの研究だけでなく「成功者、つまり成功した人間の研究」に絞り込んで進められました。

  • ヘンリー・フォード
  • ジョン・D・ロックフェラーJr.
  • アンドリュー・カーネギー
  • J・C・ベニー
  • ハーブ・ケレハー
  • スティーブン・スピルバーグ
成功者一覧はこちら
Pushing to The  Front

そして、彼は、研究をはじめた17歳から41歳までの間、成功者の成功の秘訣を書き留め、1891年に「Pushing to The Front(前進あるのみ)」という成功哲学の大ベストセラーを出版しました。この本は世界25カ国で翻訳され、日本においても、明治時代に150万部を越える大ベストセラーとなりました。その内容は明治政府が許可する英語の教科書になったほどです。

また、マーデンが現代の自己開発や成功文学の大御所ともいうべき作家、デール・カーネギー、ロバートシュラー、ノーマン・ビンセント・ピール、ナポレオン・ヒル、オグ・マンディーノなどにも多大な影響を与えていることは彼らの著作や推薦からも明らかなことです。

その後、マーデンは、「忍耐力」「楽観主義」「信念」「集中力」「自信」といったテーマで45冊に及ぶ著作を発表し、1897年に、人生とビジネスで成功をつかむための専門雑誌「サクセス・マガジン」を創刊させました。

  • 1897年12月創刊号
  • 「サクセス・マガジン」の印刷工場
  • ナポレオン・ヒル オグ・マンディーノ スコット・デガーモ
    歴代編集長

このサクセス・マガジンの歴代編集長には、ナポレオン・ヒル、オグ・マンディーノ、スコット・デガーモなど成功分野で活躍した多くの人材を輩出しています。

マーデンの成功理論は、安易なプラス思考ではなく、究極の楽観主義を一貫して主張しています。そして本当の楽観主義は、失敗し挫折を経験し悲観的になった人こそ、本当の楽観を手に入れることができると説き、楽観と悲観は表裏一体の関係にあることを力説しています。

多くの成功者の取材という真実を追求するジャーナリストの視点から研究し証明したマーデンの成功理論は、あらためて「成功に王道はない」という常に変わらぬファンダメンタルズ(根本原理)を再確認させてくれます。

マーデン博士は言います。
「失敗しないノウハウは存在しない。あるのは失敗から立ち上がるノウハウだけだ。
そしてすべての人は、自分の力で人生を成功へと導く、限りない能力を秘めた運命の支配者である」
と。人生のすべてを成功哲学の確立に捧げた人物。それがオリソン・マーデン博士なのです。